聖書を読もうと創世記1章を開いても、系図やなじみのない名前が続く箇所で止まってしまうことがあります。聖書そのものが難しすぎるからではなく、最初から最後まで一度に読む小説のように向き合っているからです。
要点 聖書とイエスの関係を知りたいなら、まず福音書を一書読んでみてください。マルコとルカは入りやすい候補ですが、聖書がこの順番を命じているわけではなく、教会によって勧め方も異なります。
まず確認したいこと
- マルコかルカを選び、無理なく続けられる時間と分量で読みます。
- 細部を一つずつ調べる前に、イエスが誰と出会い何を語ったかを追います。
- 分からない箇所には印を付け、全体の流れを見てから疑問に戻ります。
英国国教会は聖書をどう説明しているか
英国国教会の公開声明は、神が聖書を通して、そして御子イエス・キリストを通して最も明確に御自身を現したと説明しています。
マルコ1章かルカ1章を開く
大韓聖書公会のリンクでは、マルコ1章とルカ1章の聖書本文を確認できます。
まず一書を選ぶ
マルコはイエスの活動をテンポよく伝え、ルカは教えや人々との出会いを丁寧に描きます。どちらも物語に入りやすいため、HolyHolyは最初の候補として挙げています。
一書を選んだら、イエスが誰と出会い何を語ったかを追い、大きな物語を先につかみます。
その日に読める分だけ読む
一章読める日もあれば、一段落で十分な日もあります。朝食後や就寝前など、すでにある習慣に読書を結び付けると、毎回予定を立て直さずに済みます。
読み終えたら、心に残った聖句を一文だけでも書き留めます。短い記録が積み重なると、自分がどの言葉に心を動かされたのかが見えてきます。
疑問符を残して先へ進む
初めて読むときは、理解できない箇所が必ず出てきます。そのたびに止まって解説を探すと、流れを失って疲れてしまいます。疑問符だけ付けて読み進めると、後の内容が先の疑問を解いてくれることも少なくありません。
一度大きな流れをつかんだ後で印を付けた箇所に戻るか、所属教会の公式な案内と一緒に読みます。最初の目標は何が何でも読了することではなく、不明な解釈を事実のように断定せずに大きな流れをつかむことです。
誰かに疑問を話してみる
一人で読むと、自分がどこで迷ったかに気付きます。教会の聖書研究会や信頼できる指導者のいる集まりなら、その解釈でよいかを確かめられます。
急いで読み終える必要はありません。登場人物や出来事が少しずつ身近になるよう、何度でも本文に戻ってください。
メモ
- 聖書の翻訳と解釈は教派や伝統で異なるため、所属教会の公式案内と照合してください。
- マルコとルカは始めやすい候補です。別の福音書のほうが読み続けやすければ、そちらから始めてもかまいません。
参考資料
- 確認日
- 2026-08-05
- この案内のまとめ方
- 聖書と本文箇所についての説明はリンク先の資料に基づきます。読み方の工夫はHolyHolyからの提案です。
- この案内で扱わない範囲
- 教理や解釈で迷ったときは、この入門向けの読み方だけで決めず、所属教会の説明や聖書講座も確かめてください。